ミニオンの見分け方、覚えておきたい名前まとめ

ミニオンたちには一人一人名前がついていますが、映画鑑賞時「このミニオンの名前は?」「この名前はどのミニオン?」と気になった方も多いのではないでしょうか。

かつてはミニオンたちの名前をシンプルに覚えられましたが、作品ごとに新しい名前のミニオンたちが次々と登場し、今では全てを覚えるのが難しくなってきています。

さらには同じ名前のミニオンも登場することもあるので、混乱している方は少なくないかもしれません。

そこで今回は、大勢のミニオンたちの中から主要なミニオンをピックアップし、わかりやすくまとめてみました。

このミニオンたちさえ覚えておけば映画鑑賞やグリーティングなどでも十分に楽しめるはずです。とは言えそれでもたくさんの名前がありますので、気楽に参考程度に読んでいただけたら幸いです。

※以下映画のネタバレの内容も含みますので気になる方が回れ右していただけたらと思います。



ミニオンの見分け方(簡易版)

ミニオンの名前は出ているだけでもたくさんあるので最低限のミニオンたちだけでまとめさせていただいています。

以下表にしましたのでご参照ください。

目が大きい小さい、体がまんまるや卵形など細かい違いはまだまだあるのですが、ざっくりとまとめるとこのようになります。

「目の数」「体の形」「毛の生え方」の3つで十分割り出す事が十分できますので、気になるミニオンがいましたらこの三つをチェックしてみてください。

この表でその他解説を加えるとすると同じ名前のミニオンがいる点についてです。

まず、カールというミニオンはぽやぽやした毛とツンツンした毛のミニオンがいるのですが、グッズではどちらもカールと書かれる事があり、同じミニオンなのでしょうが当時しっかりカールというミニオンが確立されていなかった可能性があります。劇中でも被り物をしていて髪型がわからない状態でした。

ですのであまり気にせず髪型が異なっていても「カール」と読んで良いと思われます。

またフィルも丸い体型と面長体型とで二人いるのですが、こちらについてはいくら長年のファンとっても不明な点が多く語れないところではあります。

カールとフィルについては今後の作品で様子を見ていくしかなさそうです。


ミニオン紹介

以下ミニオンたちの写真とともに簡単な解説をしていきます。

こちらでよりはっきりとミニオンたちの特徴がわかってくるはずです。

ボブ(Bob)

登場長編作品:「ミニオンズ」「ミニオンズフィーバー」「怪盗グルーのミニオン超変身?」

ボブは「ミニオンズ」から初登場し(厳密には怪盗グルーのミニオン危機一発のラストのテロップ)、ミニオンたちの中で特に人気の高いミニオンとなっています。

優しくて人懐っこく甘えん坊。そしてテディベアのティムをとても可愛がっています。

どの表情も行動も可愛く、癒されるファンの方も多いはずです。

左右の目の色が違っており「デヴィッド・ボウイ」がモデルになっていると言われています。

また誰かに何かをあげようとする奉仕の気持ちがあったり、何かをしてもらたときに嬉しそうに相手にぴたりと寄り添いお礼を伝える所がボブの最高に魅力的な部分となっています。


ケビン(Kevin)

登場長編作品:「怪盗グルーのミニオン危機一発」「ミニオンズ」「怪盗グルーのミニオン大脱走(?)」「ミニオンズフィーバー」「怪盗グルーのミニオン超変身(?)」

ケビンは「ミニオンズ」で新たなボス探しをするために立ち上がったリーダー的ポジションです。

勇気があり面倒見が良いだけでなく、他のミニオンたちより少し頭が良くしっかりしているように見受けられます。とは言えミニオンには変わりないのでドジだったりおバカちゃんな部分も時折見られます。

ケビンは自身が見つけたボスであることもあり「グルー」さんを誰より慕っており、惚れ込んだり気にかける場面が「ミニオンズ」や「ミニオンズフィーバー」でも見られています。

そして仲間想いでミニオンたちの写真をアルバムにして常に持ち歩いているようです。ミニオンたちがピンチの時は敵に痛烈なパンチを喰らわせて守ろうとした場面も印象的でした。


スチュアート(Stuart)

登場長編作品:「怪盗グルーの月泥棒」「怪盗グルーのミニオン危機一発」「ミニオンズ」「怪盗グルーのミニオン大脱走(?)」「ミニオンズフィーバー」「怪盗グルーのミニオン超変身(?)」

スチュアートは恐らく長編全作品には出ているのではという皆勤賞のミニオンになっています。

ウクレレを弾いて歌うのが大好き。性格はヤンチャだったりよくふざけたり。また熱い性格と思いきや急に冷めた様子になったりと、その時その時のスチュアートの反応がコロコロ変わるので楽しく見る事ができます。

スチュアートは熱い時には周りが見えなくなるほどになり、一方で冷めている時は冷静なため現実的な判断をすることもあるようです。

またスチュアートは体力があまりないのか、劇中ゼーゼーする場面も描かれています。

その他スチュアートの特徴として自身にとって女性と思う人や物については口説いてみたりなど、異性を気にすることもあるようです。


デイブ(Dave)

登場長編作品:「怪盗グルーの月泥棒」「怪盗グルーのミニオン危機一発」「ミニオンズ(?)」「怪盗グルーのミニオン大脱走」「ミニオンズフィーバー(?)」「怪盗グルーのミニオン超変身」

デイブもスチュアート同様全作品皆勤賞と思われるミニオンで「怪盗グルーの月泥棒」からミニオンを知った方の中で特にファンが多いように見受けられます。

デイブは思いやりがあり虫などの小さな生き物にも深い愛情を持てる性格で、短編では自身のエゴを抑えて他人のために動く場面がありました。

また、他のミニオンに比べてドジなところがあり落ち込んだり笑って誤魔化すことも。

またボブ同様表情が愛らしく癒されるファンが多い印象です。

デイブは怪盗グルーのミニオン超変身でメガミニオンに変身して「メガデイブ」として活躍していました。パワーがあるあまり力を制御できず大失敗することが多かったのですが、その時の苦笑いは健在で長らくデイブを知っているファンとしては嬉しいポイントだったかもしれません。


ジェリー(Jerry) ※目が二つ、まん丸

登場長編作品:「怪盗グルーのミニオン危機一発」「怪盗グルーのミニオン大脱走(?)」

ジェリーは「怪盗グルーのミニオン危機一発」で名前が呼ばれる場面が一度だけでありますが、その他の作品では同じ姿のミニオンは登場するものの特に名前が呼ばれる場面がありません。

「怪盗グルーのミニオン危機一発」ではジェリーがアグネスに子守唄を歌うシーンが印象的で、ジェリーの子守唄が流れるグッズが登場するほどに有名な場面となりました。しかし、ジェリーは他のミニオンたちに比べて「いじられキャラ」のポジションとなる事があり、イラッとしたり自分だけ損をするような場面が描かれることもあります。

そのためどこか人間味のあるキャラクター性に親しみを感じる方も多いのではないでしょうか。

また、ジェリー(らしきミニオン)はその丸い多形を生かしてゴロゴロと転がったりボールのように扱われそうになることもあるため、ついついほっこりしてしまい愛おしくなってしまうのかもしれません。


カール(Carl)

登場長編作品:「怪盗グルーのミニオン危機一発」「怪盗グルーのミニオン大脱走(?)」

カールは謎多きミニオンで、そもそも「カール」と劇中で呼ばれる事がないのですが、「怪盗グルーのミニオン危機一発」でメガホン片手にビードービードーと言っていたミニオンがカールとされています。

またこちらも恐らくなのですがDJとしてターンテーブルをいじっているミニオンもカールなのではと考えられます。

髪の毛もグッズについてはぽや毛だったりツンツンのスパイクヘアである事があり、この説明ができるファンは恐らくいない事でしょう。

こちらも今後の作品に登場してくるかでカールの定義が変わってくる可能性がありますので、じっくり観察していこうと思っています。


ぽや毛(トム(Tom)、フィル(Phil)、ジェリー(Jerry)など)

登場長編作品:「怪盗グルーの月泥棒」「怪盗グルーのミニオン危機一発」「怪盗グルーのミニオン大脱走」など

このタイプのミニオンは主要キャラとして出てくることがないので、様々な名前が出てきます。唯一グルーさんから呼ばれた名前は「怪盗グルーの月泥棒」と「怪盗グルーのミニオン代脱走」のジェリーでした。「怪盗グルーのミニオン危機一発」では予告でフィルと書かれていたぽや毛ミニオンがケビンに「トム?」と呼ばれており、こちらも性格な名前が不明なままです。

グッズなどでは「トム」や「フィル」と書かれている事があり、やはり確たるものはなさそうです。

ただ、ぽや毛ミニオンに共通して言える性格があり「突き抜けたおバカさん」「突き抜けた明るさがある」「アホなことをやっているミニオンは大概ぽや毛」という事です。

脇役ながらも美味しいポジションにいつもいるのはこのぽや毛ミニオンの特徴と言えるでしょう。


オットー(Otto)

登場長編作品:「ミニオンズフィーバー」

オットーはミニオンズフィーバーで初登場したミニオンです。

他のミニオンより一回り大きく太っちょで、頭頂部にだけ毛が生えています。また、歯には矯正をしており違和感があるのか、喋る時に時々「シーーーッ」と息を吸う事があります。

オットーは映画を見てもよくわかるようにとてもおしゃべりで周りのミニオンたちやグルーさんが煩わしく感じるほどでした。ですが好きなことには周りが見えなくなるほどにのめり込んで大喜びする姿を見せるので憎めない性格でもあります。

また、人懐っこく旅の途中でバイカーと出会った時もすぐに意気投合。お別れの時も熱い抱擁をするのが印象的でした。

先ほど書いた通りオットーは好きなことについては周りが見えなくなるのでドジをして大きな迷惑をかけてしまう事がありますが、高速道路を利用するような長距離を三輪車で爆走できる集中力と力強さを発揮することもできるので能力が高いミニオンだと考えられます。


メル(Mel)

登場長編作品:「怪盗グルーのミニオン代脱走」「怪盗グルーのミニオン超変身」

メルは「怪盗グルーのミニオン大脱走」から初登場したミニオンです。

メルは悪の道から外れていくグルーさんに不満を抱いてミニオンたちを束ねて家出をする際のリーダーとなりましたが、決してグルーさんから心離れたわけではありません。

グルーさんの事が大好きだからこそ芽生えた一時の憎しみであり、最後はグルーさんの好きな気持ちの方が上回ることで元のさやに収まりました。

「怪盗グルーのミニオン超変身」ではメガミニオンに変身し「メガメル」になりゴーグルからレーザーが出る力を得ましたが、そのレーザーのコントロールがが自身の気の緩みともリンクしているようで、思いもよらないところでレーザーが発射されてしまうようです。

またこの「怪盗グルーのミニオン超変身」でもリーダー性を発揮しており、5人で円陣を組み気合いを入れる場面が印象的でした。

またグルー愛も健在でDVDやブルーレイの特典である未公開シーンでも、グルーさんを心配して率先して向かう姿も描かれていました。

メルはその他ちょっとしたトリビアがあり、デザインや髪型はイルミネーションのCEOであるクリス・メレダンドリさんがモデルになっているとのことです。そう考えるとメルは今後の作品でも登場してくれそうな気がしてしまいます。


ロン(Ron)、フィル(Phil)、ラルフ(Ralph)

※左(ラルフ)、真ん中(フィル)、右(ロン)

登場長編作品:「怪盗グルーのミニオン超変身」

この3人は「怪盗グルーのミニオン超変身」から登場したミニオンです。

グルーさんを補佐する役割があると同時にグルーさんの息子であるジュニアのお守り役としても役割を与えられているようです。

この3人の中では特に決まったリーダーがいるわけではありませんが、ロンが3人の中では比較的しっかりしている印象です。


ラルフはお笑い芸人で言うところの「ボケ」キャラで、自身のボケでやらかしてしまったことでロンやフィルに面白がられる場面がちらほらありました。ですがネガティブになることなく、置かれた状況にすぐに適応して楽しめるたくましさもあるようです。映画館で笑いが起こるのは決まってラルフの場面でしたのでラルフのボケは世界共通なのかもしれません。


フィルは愛情深いミニオンで、ジュニアをあやして癒されていたり、ジュニアの可愛らしい姿に誰よりも深く感銘を受けている様子でした。また、グルーさんがピンチの時はグルーさんを徹底的に味方をする姿もありしっかり役割を果たしているようにも見えました。

また食欲も旺盛で太っちょということもあり、それを利用してクッションのようにされたり乗り物のようにされる場面もありクスッと笑えることも多かったと思われます。


ロンはイタズラが大好きなミニオンで、隙あらばラルフやフィルにイタズラをして喜んでいる場面がありました。そんなやんちゃなロンではありますが、グルーさんの指示にはメモを取ろうとするなど気持ちの面では一生懸命な部分も見られます。

またロンは実は怖がりでMr.フレンドリ一やウーベルシュレヒト先生、ミツアナグマであるレニーに恐れ慄く場面が何度かありました。ですが一方で勇気がありたくましい一面もあり、ウーベルシュレヒト先生に対して周りが物を投げて参戦しているところロンは一人接近戦を仕掛けていました。その他最後のテロップシーンではメガジェリーに縮ませ光線銃で勝利したり、メガメルにイタズラを仕掛けてメガガスを焦す事に成功しています。ロンはそれぞれの特徴をよく理解しており、時にドジはするものの他のミニオンよりは賢い可能性があります。


ガス(Gus)

登場長編作品:「怪盗グルーのミニオン超変身」

ガスは「怪盗グルーのミニオン超変身」から登場したミニオンです。

照れ屋でそそっかしい性格ではあるのですが、小柄で可愛らしい愛想笑いを見せるので今作では人気が高かった印象です。

ガスは髪の毛が特徴的で日本で言うところのサザさんの波平さんを思い出す頭頂部となっています。ですが、この髪を見られるのは映画ではほんの一時。その後すぐにメガガスに変身してしまうので、ノーマルの姿は貴重だったりもします。

メガガスは風船のようにふわふわ浮かぶ能力があるようで、ぼんやりすると思いもよらない方向に流れていってしまうようです。また、自分の意思によってスピードを出すことはできるようですが、方向転換には若干苦戦しているようです。


ティム(Tim)

登場長編作品:「怪盗グルーのミニオン超変身」「怪盗グルーの月泥棒(?)」、「怪盗グルーのミニオン危機一発(?)」

ティムという名前の長身ミニオンは「怪盗グルーの月泥棒」や「怪盗グルーのミニオン危機一発」でも登場しているのですが、当時はチョボ毛(稲毛)で登場していました。

その後「怪盗グルーのミニオン超変身」ではぽや毛の長身ミニオンとして登場していますが、このティムとチョボ毛のティムが同一ミニオンであるかは不明です。

ティムはメガミニオンの実地訓練の時にデイブに一番手になるように言われてビビってしまう場面が印象的でしたが、決して弱虫ではなく任務に対して前向きな様子ではありました。

ミニオンの中で長身のミニオンは「ケビン」や「ポール」などもいますが、ティムはネガティブポジティブ両面を兼ね備えた愛嬌のあるミニオンに見えました。


ジェリー(Jerry)※目が一つ、ツンツンヘア

登場長編作品:「怪盗グルーのミニオン超変身」

目が一つのジェリーは「怪盗グルーのミニオン超変身」で初めて登場したミニオンです。

メガミニオンになる時にやる気を見せ、一人だけ手を挙げているのが印象的でした。

ミニオンの時は割と機敏に動いていたジェリーですが、メガミニオンに変身すると一変。どっしりとしてマイペースな性格となり、固いものをついつい口に入れたくなってしまうようで、中身まで超変身したかのようでした。

どっかりしているのでメガジェリーは一見やる気がなさそうにも見えますが、実はメガミニオンとしての任務に対してやる気自体はどうやらあるようです。ただ細やかな動きができなくなって本人も諦めている事でメガジェリーがそのように映ってしまうのかもしれません。

また、メガジェリーはその体格や特徴を利用して遊ばれる場面が映画や公式さんのショート動画でも見られましたが、馬鹿にされるとどっかりとした性格でも流石に頭に来るようです。


あとがき

主要ミニオンたちのまとめ、いかがでしたでしょうか?

ミニオンたちの見分け方は今や様々な体型や髪型があり複雑になってきていますので、気になった時にこちらの記事を参考にしていただけたら幸いです。

ミニオンたちは見た目以外にも内面にも違いがある事がそれぞれにファンがついている要因になっているのかもしれません。

好きなミニオン以外にも自身に似た性格のミニオンを探すのも映画の楽しみの一つになるかもしれませんね。

まだまだ個々の特徴や豆知識はたくさんあるのですが、興味がある方はマニアック版の「ミニオンファンのブログ」の方を参照いただけたらと思います。

また新作の映画などで新たな主要ミニオンたちが増えましたら更新させていただきます。






🍌ともすた🍌